S.N(システム提案、アーキテクト)

PROFILE

2008年入社

システムディベロップメント事業部 ビジネス開発第三部 所属

学生時代にシステムについて学び、IT分野で働きたいと考え、HASに入社。入社当初はエンジニアとしてプログラミングを中心とした業務に取り組み、現在はシステム知識の深さと技術面の強みを活かしつつ、システム提案・アーキテクトを務める。

お客様のために、伝えるべきことはしっかりと。
それが、『この人に任せて安心』
の信頼を生む理由です。

 

システム開発の“最初の一歩”を担当しています

私はお客様からの要望をお聞きし、要求事項をまとめ、要件定義から提案に至る部分を担当しています。
もう少し具体的にお話しすると、お客様が今持っているシステムを更改したい(新しくしたい)となった際に、「更改目的は何か?」「どう使いやすくするか?」など、ユーザーの要求事項をまとめて、どうシステムに落とし込むか説明し、提案する役割です。
どんなシステムをどのくらい作るのか?お金はどのくらいかけるか?など具体的に提案しますので、エンジニアとセールスどちらも担当しているようなイメージです。

会社説明会や面接で感じた雰囲気の良さ

学生時代にシステム関連を学んでいたため、その分野で働くことが第一選択肢でした。
HASの会社説明会で、社員の方々の話し方や受付の対応を見て、会社の雰囲気をしっかりと感じることができましたし、役員面接でも緊張をほぐしてくださり、リラックスした状態で自分を知ってもらえた点が良かったです。いくつかの会社と比較した結果、会社の雰囲気の良さに魅力を感じて、入社を決めましたが、実際に入社してからも風通しの良さを実感しています。

個々に合わせたスタイルで成長できる環境

研修については、私の場合、プログラミングをそれなりに経験していたので「設計やってみて」と任せてもらえたり、困った時には相談してくれれば良いというスタンスで進みました。
一方、文系の同期はまだ分からないことが多かったので、付きっきりでサポートしてもらったと聞き、それぞれに合わせて内容が調整されているのかなと思いました。
私にとっては最初から裁量を与えてもらって、チャレンジさせてもらえるのが良かったなと感じています。

技術だけじゃない。仲間との絆とチームワークの大切さ

人と話す機会が少ないかと思いきや、実際にはコミュニケーションを取る機会が多いです。
1日2~3時間ほどの会議もあり、その中でいかに円滑に会話を進めるかが重要だと感じました。技術だけでなく、組織やチームプレーが大切だという印象を持ちました。
同期とは研修中、お互いを奮い立たせるためにも毎日飲みに行っていました(笑)。
いまだに仲が良く、業務内外で相談していますね。

入社3年目でプロジェクトリーダーとしての挑戦で学んだもの

金融系のお客様で、トータル6年にわたる大規模なプロジェクトに取り組んだ時の事です。
当時はリーマンショック後でエンジニアが溢れかえっている時期。お客様は、予算内で要望を実現できる会社を選び放題の状況で、競争が激しく、まさにプロリーグ(笑)
入社3年目にしてリーダーを任され、正直不安もありましたが、この経験は自分にとって一番成長できたプロジェクトです。
この経験を通して学んだことは、リーダーというのは上下関係ではなく、あくまでも役割であるということ。だから仕事をお願いする際も「仕事だからやれ」という姿勢ではなく、それぞれの立場を尊重しながら、お互いに気持ちよく協力して進める意識が大切だと感じました。
また、ご依頼頂いた背景や目的を詳細に伺い、それに基づいた提案を行うことの重要性についてもこのプロジェクトで学びました。この考え方は、現在でも大切にしており、常に意識しています。

幅広いスキルでキャリアの未来を切り拓く

自分のポジションを後輩に譲りながら、自分もキャリアアップしていくために、上司やお客様に「他に仕事はないか」と積極的に相談を重ねていくうちに、元々は技術一辺倒だったのが、現在の仕事にシフトしていきました。
年に1回キャリアプランを提出しており、そこには常にジェネラリスト的な方向性を書いています。この方針は今も変わりません。
私個人の意見としてですが、技術だけを身につけても限界があると考えているので、今後もセールスやマネジメントの経験も積みながら、幅広いスキルを身につけていきたいと考えています。
いろいろな会社を見て回れる機会はなかなかありません。だからこそ、就職活動をしている今は貴重なチャンスの時期だと考え、様々な視点から多くの会社を見てみてください。そして、選んだ理由もしっかりと持つことが大事です。「なんとなく入った」という状況になると、後悔することにもなりかねません。自分の意思を持って選ぶことが大切です。