S.T(システムエンジニア)

PROFILE

S.T 2016年入社

システムディベロップメント事業部 ビジネス開発第一部

文系学部卒。当初は公務員試験の受験を考えていたが、「自分としてはやったことのない、新しいことができる環境に身を置いてみたい」と、東京・大阪の都市圏を勤務地とするIT企業に絞って就活。採用担当者の人当たりの良さを魅力と感じ、当社へ入社。

最初は使われる言葉もわからなかったが、
近頃は「できる」と感じることが増えた。

 

「言われた通り」に、必死だった。

入社後、3カ月ほどの研修を受けて、配属されたのはシステム開発のプロジェクトでした。
初めて任された仕事は、設計書の修正業務。専用のソフトで作成された設計書の文言を、指示通りに修正する仕事でしたが、最初は指示の内容を理解するまでに時間がかかりました。
IT業界で当たり前に使われている言葉が、当時は初めて触れる言葉ばかりで全く理解ができませんでした。
わからない言葉が出てきたら、一つひとつ、上司や先輩に質問して、わかってから前に進む。
そんな自分にもどかしさを感じながら、言われた通りに任された仕事を完了させることを目指して、とにかく必死になっていたことが懐かしく思い出されます。

開発と保守・運用の違いを、痛感。

入社2年目からシステム保守・運用のプロジェクトへ異動し、現在に至ります。
システムの開発と保守・運用は、IT業界の外から見るとあまり違いはわからないかもしれませんが、実際にやってみると全く違う世界のようです。
異動の当初は、上司や先輩が使っている言葉がわからなかったり、保守・運用を担当するシステムの概要を把握するまで時間がかかったり。具体的には、今まさに稼働しているシステムの状況をチェックしたり、お客様からの依頼を受けてシステムの改修をしたり、それに伴って設計書を修正したり、という業務になりますが、ようやく最近になってシステムの全体像が見えてきたように感じています。

バリバリの女性エンジニアが頼り。

この頃はだんだんと、自分で「できた」と感じることが増えてきた気がしています。
保守・運用を担当するシステムのテストを行う際、環境を整える業務に携わることがあるのですが、プログラムのソースコードを自分で読めたり、それをもとにテスト用のプログラムを自分で準備したり、ということができるようになってきました。先輩や同僚の女性エンジニアもおり、中には「プログラミングが好きでたまらない」という方もいて、不安なことやわからないことがあったら気軽に相談できるのもありがたいです。
そんな先輩や同僚に追いつけるかどうかはわかりませんが、自分もそんな風にプログラミングが得意になれたらいいな、と思いながら毎日の業務に取り組み、精進を続けています。

コロナの影響は、思うほどはない。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、私の働く環境も大きく変わりました。
毎日、お客様先のオフィスへ通勤していたのが、リモートで対応するか、オフィスに通勤するかの選択ができるようになったり、時差出勤制度が導入されたりして、個人的には働きやすいワークスタイルになったように感じています。
私たちよりもはるかに大きな影響を受けている業界もあるのだろうと想像しますが、それに比べたら私たちの業界はそこまでの影響は受けていないように感じます。
そういう意味では、これからIT業界を志向したり、当社への入社を希望する人にとっては安心ではないでしょうか。
入社前に少しだけ、業界のことやエンジニアのことを理解しておけば、入社当初の私のように戸惑うことはないと思いますよ。